コンサル会社の見極め方
 
2016年3月26日
コンサルティング会社の質に関して
 
多くのコンサルティング会社が存在します。どこも毎日、色々な情報を得て勉強されております。
簡単に申し上げると、コンサルとは、台湾の事を法律も含めどれだけ熟知しているか、本当の事を理論立ててどれだけお客様が納得して頂けるか+それ以上の付加価値を与えることが出来るか、頭脳、仕事の質は明晰か、にかかっています。
進出前に現地の知り合い数社に相談し、どの会社がプロフェッショナルとしてお客様の為に貢献しているかの情報収集をする事が大切だと思います。
皆さま、経験がいろいろとおありと思いますので、コンサルタントの質をよく見て判断頂き、もし不安が有る部分を感じ取ったら、数件のコンサル会社を訪問してみる事をお勧めいたします。基本的にどこでも初期段階の導入部分は無料でお話を聞くことが出来ると思いますので、自分の会社の利益、目的に沿ったしっかりとした会社選びを心がけてください。始めよければ終わりよし。貴社の利益に則したいい仕事をする先を見つけてください。
 
日本人がいるから日本語で分かりやすい。だからそこに頼もう。
よく考えてください。
今皆さまが駐在している際に言葉の壁、文化風習の壁、法律の壁、商習慣の壁に必ず当たる事と思います。それでは、コンサルタントが日本人だから信用できる。これは、大きな間違いです。自分の立場をよく考えてください。台湾に赴任したばかり、1年、2年、3年。。。。。時間の経過が進みました。
 
台湾の事を知っていますか?
中国語を本当に理解しているでしょうか?
新聞は読めますか?
ニュースを聞いて分かりますか?
台湾の法律は知ってますか?
台湾人の心が分かりますか?
毎日、台湾と日本の違いに戸惑っていませんか?
台湾で経営経験が有り台湾人をしっかりと教育したことが有りますか?
 
おそらく上のどれもまだまだではないでしょうか。
逆を言います。コンサルタントに最低限必要な事は何でしょうか。最低限上に記述したことを実践できることです。そこに、経験、知識、頭脳、真心、相手の為に尽くせる気持ち。それが相まってコンサルタントと言う仕事が成立します。窓口に立っているコンサルはその会社を代表している事をしっかりと認識してください。
コンサル会社は沢山あります。ですので、お客様はしっかりとその人間性+専門性を見てください。コンサルとは人と人との信頼関係で成り立つ仕事です。
信用できるか!!しっかりと話し合いを持つ必要が有ります。
 

  
2016年3月20日
台湾に於けるコンサルティング問題
 
台湾には、個人、現地企業、日本から進出した著名企業を始め、多種、多目的なコンサルティング会社が存在します。会社選びの一番の重要点は、担当窓口と話をした際に、窓口がしっかりと台湾の法律を熟知し、台湾の文化風習を考慮に入れ、最適な解決の提案、解決能力、解決方法、解決の為のパイプが有るかどうかを見極めてください。
昨日もお客様より相談が有りましたが、ある会社が台湾法を熟知せず仕事を受けた後、数日後にその案件を投げてしまい、お客様に書面、口頭でしっかりとした根拠の提示もなく、違約金を請求する案件が有りました。また、もう一件、当局の監査を受け、指摘された事項に関し、仕事を受けたが提出期限数日前で解決できず、どうにかして頂けないかとの相談が有りました。
口約束でも契約になってしまいますが、海外の事情、法律を知らない方にとっては、コンサルが唯一の信用できる窓口となります。そのような苦い経験をなさらないよう、会社選定の際には、十分コンプライアンスを守り、法的対応が間違いなく出来る先の見極めをしっかりなされることをお勧めいたします。
各機関からの催促に対し、しっかりと必要書類を揃えて説明し、その問題を解決する事は今後の会社の経営基礎にも大きく影響を及ぼすことになります。同じ案件でも、数社と話をし、しっかりと対応出来る先を見つけて契約されることをお勧めいたします。また、電話のみでの連絡ではなく、メール等、文章でのしっかりとしたやり取りも必要です。