2020/3/23

台湾 3月22日のCOVID-19情報(武漢肺炎)

新型コロナウイルスに関する注意喚起(台湾における感染者数の増加及び台湾当局による措置について)
 

1 3月21日,中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)は,衛生福利部疾病管制署のプレスリリースにおいて,新たに域外流入症例18例が確認され(渡航目的の多くは旅行及び留学),台湾における累計症例数は153例となった旨発表しました。

<3月21日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース>

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/G3xvJe7OXc88j4Vv_YQ62w?typeid=9

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/EvhdZFah8qvs2-ejVBlZoQ?typeid=9

 

 3月22日には指揮センターより,新たに16例の新規感染者が発生,うち13例が域外からの流入で,残り3例が台湾内での感染,これにより台湾における累計感染者は169例になった旨発表がありました。

<3月22日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース>

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/k3KJUq6PPrbipm2E0T22aw?typeid=9

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/2k_ei8gspKRHSR8bP95Kgg?typeid=9

 

2 また,3月22日,指揮センターは,新型コロナウイルスが全世界で大流行し,域外からの流入事案が引き続き増加していることから,航空輸送による伝染を避けるため,台北時間の3月24日(火)0時より4月7日(火)まで,航空機の搭乗客の台湾におけるトランジットを全面的に禁止する旨発表しました。

<3月22日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース>

https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/LbQTPXUJx1SBy_DDRSnTMw?typeid=9

 

3 一方,外交部は3月21日付の同部領事事務局のプレスリリースにおいて,新型コロナウイルスへの対処のため世界各国が国境及び航空制限を行なっていることを考慮して,本年3月21日以前に(同日を含む),査証免除,アライバルビザ或いは短期滞在ビザ(停留簽證)によって台湾に入境し且つ滞在期限に達していない外国籍者の台湾での在留期限を特別な申請なしで一律自動的に30日間延長する旨,但し,台湾での総滞在日数は180日を超えてはならない旨発表しました。

<3月21日付け外交部領事事務局プレスリリース>

https://www.boca.gov.tw/cp-56-5435-67ba1-1.html

 

4 つきましては,台湾在住・滞在及び台湾に渡航予定の邦人の皆様におかれては,上記台湾当局による措置について十分にご注意頂くとともに,台湾においても感染例が増加している状況を踏まえ,防疫措置をしっかりと執られるようお願いします。

 

5 中央感染症指揮センターは,手洗い・咳エチケットの励行,目・鼻・口を手で触らないこと,海外から帰台する際に発熱,咳等の症状がある場合,空港・港の検疫担当者に通知することを呼びかけるとともに,帰台後14日以内に疑わしい症状が現れた場合は,無料の伝染病予防ホットライン1922または0800-001922(中国語・英語)に電話し,その指示に従って,マスク着用の上,医療機関を受診し,渡航歴,職業,接触歴等を医師に告知するよう促しています。