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皆様からの反響が大きかった一例一休とは何か??基本の部分を再度復習します。労働局が一番の目的としている部分です。労働検査で必ずみられる点ですので再復習しましょう。

 <労働基準法報酬制説明> 法改正の目的は、仕事と家庭生活の均衡を保ちましょう と言う事です。1)     残業代、及び特別休暇の計算方法 = これは労働局のサイトで紹介されています。これを利用すれば労働局基準の計算になりますので突っ込まれません。・残業計算 有給計算   ここをご覧ください http://web2.bola.taipei/cutweb/

 2)     働く人への権益=残業代の計算

第24条 平日:残業2時間まで=時給の1+3分の1以上 3時間以上=時給の1+3分の2以上  労働時間は12時間を超えてはいけません。

     休息日:2倍計算。残業4時間以上8時間未満は8時間で計算   

     残業8時間以上12時間未満は12時間で計算  

 3)第34条 シフト性、連続勤務の休憩時間  間に必ず11時間の休憩を入れなければならない

 4)第36条 1週間の中で、1日を例日+1日を休息日 として週休2日制に変化。1)の残業代に関係あります。

 5)第37条 国定休日は内政府既定の官民一致に戻った

 6)第38条 有給休暇の支給日増加  ・6か月以上1年未満3日 ・1年以上2年未満7日 ・2年以上3年未満10日 ・3年以上5年未満14日 ・5年以上10年未満15日 ・10年以上=毎年1日追加で最高30日

 7)第74条 雇用主は、解雇、降格、減給などの不利な処分はしてはならない。これを不服として密告した人の身分資料を政府は秘密厳守とする

 8)第79条 罰則が重くなった 2万~100万元 さらになんと事業規模と違反人数、違反された人の情状を加味して150万元迄罰金を上乗せできる。

 例)毎月平日の残業が46時間に達してしまった場合、休息日(例えば土曜日)には残業をさせてはいけない。

例)月給36000元 1日1200元、時給150元で計算する場合、休息日に10時間出勤した場合の計算方法 (休みに残業させない方がいいです!)

150元X1.3分の1X2時間(残業1~2時間までの費用)+150元X1.3分の2X6時間(残業3~8時間)+150X2.3分の2X4時間(残業9時 間~12時間 なぜなら8時間以上12時間未満は12時間で計算するから)=3500元 なんと人件費は、当日の1日分の給料1200元+残業代3,500元=4,700元!!!

簡単に書くと上記のようになります。弊社労務顧問をしておりますが、様々な質問が来ます。次回からはその質問に対する答えを例を挙げて説明します。また、人材を雇用する際はしっかりとした見極めも必要な時代になりました。経営者は大変です!!!