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労資会議の重要性についてお知らせいたします。

労資会議は、会社のルール付けをする為の最も重要なツールです。労資会議を進行する際に、資本側には法的知識が必要とされます。労働法の理解が重要となり、労資会議の進行には労働者側からの質疑応答には法的根拠で答える事が必要であり、それは合法でなくてはなりません。間違った法的理解による労資会議の決議は、後々大きな問題を引き起こすことが考えられます。一例一休など、書面や大衆向けのセミナーでは理解できても実際社員に説明する際には困難を伴う作業になります。業種によって就業規則内容の法的解釈は様々です。書類の不備は後の労働争議の元になります。また、法律を理解していない労使間での取り決めは問題を引き起こす種になります。専門家に主導してもらう事をお勧めします。

労資会議の議決は、社内にとって重要な事項を決定するだけではなく、今後の労使関係、企業の生命線になっていきます。2017年度の新しい労働基準に基づき一つ一つ社員様に説明をし、納得頂いた後に、労資会議簿を作成、労使共に署名をしっかりとしなければなりません。これは、労働検査時にも必要なものとなり、検査対象にもなります。3か月に1度、必要時は遂次開催する事をお勧めいたします。開催には最低社員の半数以上の出席、その半数以上の可決が必要です。出席しない人には委任状を書かせ同意を取る事を忘れないでください。。次回は、会社に必ず必要な書類の数々を紹介致します。