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国定休日が法定休日と重なった場合の対処法

 
 

国慶日が法定休日と重なった場合、1日の代休を支給しなければなりません。

最高2100万台湾元の罰金が科せられる可能性が有りますので管理者は留意ください。

 

今年(2021年)の10月10日の国慶日はちょうど日曜日と重なりました。

正社員、パートに関わらず労働者の国定休日が法定休日や所定休日と重なった場合、法に基づき1日の代休を支給しなければなりません。

雇用主が労働者に代休を支給しない場合、『労働基準法』第37条の規定に違反し、2万台湾元から100万台湾元の罰金が科せられます。

労働部2014年5月21日付労働条3字第1030130894号令の解釈によると、『労働基準法』の規定により休暇にすべき日が、『労働基準法』で規定された法定休日、又は他の出勤の必要がない所定休日と重なった場合、別の出勤日に代休を支給しなければならず、雇用主が労働者に代休を支給しない場合、『労働基準法』第37条の規定に違反し、2万台湾元から100万台湾元の罰金が科せられます。 

労働者が労使双方の取り決めにより代休日に勤務した場合、雇用主は倍の給料を支給しなければなりません。

また雇用主が、労働者が代休日に勤務した際に支給すべき給与を支給しなかった場合、『労働基準法』第39条の規定に違反し、やはり2万台湾元から100万台湾元の罰金が科せられます。

労資会議でしっかりと取り決めましょう。